ダメなひと
子供の頃みていたが、最近はあまりみない。ある程度の年齢になった時、なにが面白いんだっけ、と思うようになっていた。
特別なことが起きるわけでもない。日常がただ流れていく。特にすごい人がいるわけでもない。主人公は普通の人間、というか、ちょっとダメなところがある。
スーパーな主人公が、スーパなことを成し遂げていくわけではない。普通の主人公が、いつの間にか少しスーパーな存在になっていくわけでもない。自分探しも別にしていない。
ここでふと思う。そうか、ただ普通の、というか、ちょっとダメな人の、ちょっとダメな話を聞くのって、なんか落ち着きというか、安らぎを与えてくれるのかな、と。日曜日の夕方に放送されていることも、そんな意味があるのかもしれない。